【動画】リッチー・コッツェンの手癖フレーズ解説【TAB譜】
ギタリスト、ギター講師のgoh(@goh1090)です!
学生の頃から大好きなギタリスト、リッチー・コッツェンの定番リックをTAB譜付きで動画にしてみました!
リッチー・コッツェンが死ぬほどよくやるリックを弾いてみた🎸
— goh (@goh1090) April 21, 2020
メジャートライアドに6th、9th、M7thを加えたヤツ。
最近のリッチーと同じく指弾きするとソレっぽいッス。
左薬指のジョイントが鬼難しい! pic.twitter.com/3CK1a1Kn7V
好きな人にはわかるはず!
有名なとこだと、Mr.bigバージョンのBURNで同じようなパターンを使っていますね。
*理論の解説*
基本的にCコードのアルペジオ(ド・ミ・ソ)フレーズですが、ところどころにテンションが入る事によってリッチーらしいオシャレな雰囲気になってます。
まず前半では、3拍目頭のラの音が6th(6度)の音になります。
ここだけC6の和音ですね!
2小節目はポイントが2つ。
1拍目頭の音レ。これは9thの音です。
ここだけCadd9。とてもオシャレ!
次に3拍目頭。
このシの音、これはM7th(メジャーセブンス)です。
これもオシャレ!
ただコードトーンをなぞるだけだと、どうしてもネオクラシカルというかメタル感が強く出てしまうんですが、R&Bやジャズからの影響の強いリッチーは+αで個性を出してますね!
こういう風に個性を出せたらカッコいいね~!
*奏法の解説*
フレーズ全体を2つのパーツに分けて捉えます。
①10--7--10のレガート
ひたすらコレが繰り返されます。
必ずこのフレーズに戻ってくるイメージ!
②4弦の動き
ドーラードーレードーシード
というメロディーをしっかり聴きながら弾けるようになればOK!
運指に関しては動画を見ていただくとして(このパターン以外では弾けないと思う)
難しいのは薬指の”ジョイント”というテクニック。
5弦10F→4弦10F みたいな時に、セーハのようなイメージで薬指一本で乗り切るテクニック。
指先→指のハラ、と関節をカクカクして押さえます。
リッチーさんは他のフレーズでもこれでもか!と連発します!
最初は指が痛かったり、関節に違和感がある人が多いと思いますが結構気合でなんとかなります!笑
関節が反らないから無理、っていう意見もよく聞くんですが全然関係なく弾けますよ~
気合で反復!!
とにかくゆっくり、反復練習!
各指の分離練習にも最適なフレーズだと思います。
ぜひ挑戦してみてください!